LADURÉE SUCRÉE
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本日、7/26にオープンする日本で初めてのLADURÉE。
M嬢からの「LADURÉEに君がいなくては…」とのありがたき計らいで、
昨夜のオープニング・プレヴューに誘っていただいた。(ありがとう!)

銀座四丁目交差点に面する三越の2階。
あのLADURÉEの淡いパステル・カラーに包まれたサロン・ド・テが、銀座のど真ん中に出来たことにまず感激する。パリで買ってはボロボロに崩れたマカロンを持ち帰る必要はもうなくなったわけだ。

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パーティではLADURÉEのオリジナルのシャンパーニュを片手に、とめどなくサーヴされるマカロンに驚喜してしまった。ほぼ全種類のマカロンを制覇してしまったのではないだろうか? 1時間もすると自分の中の血糖値は今年最高値になってしまい、それにも関わらず、さらにマカロンが詰まったボックスさえも購入しようとしたのだが、「販売は明日からです」とのこと。また来週にでも落ち着いてから訪れてみよう。

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LADURÉEで好きなマカロンは?と聞かれたら間違いなく「ROSÉ バラ」と答える。
もうずいぶん昔の話になるが、かつて二人の友人から、ほんの数ヶ月の差で、LADURÉEの薔薇のコンフィチュールをプレゼントされたことがあったのを思い出す。これまでマカロンはバラ!と公言した記憶はないのだけれど、果たして自分がそんなに“薔薇を食す”男に見えたのだろうか。
それからしばらくの間、冷蔵庫を開けると大きなバラのコンフィチュールのびんが2本並んでいて、僕は毎朝、そのコンフィチュールをパンに塗り続けた。

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さて、マカロンといえばどうしたってピエール・エルメと比較したくなってしまうのだけれど、モダンで洗練されたエルメに対し、よりクラシックなLADURÉEの濃厚に甘いマカロンの魅力もまた抗しがたいものがある。そして、あのLADURÉEのかわいらしいボックスやパッケージのカラーリングは絶対的だ。
どちらにしても、表参道か銀座かに行けばその誘惑に応えられるようになってしまった。
もはや日本人はボナパルト通りにもロワイヤル通りにも足を運ばずして“本物の”マカロンを口にするわけだが、いや、本当のところ、こういった種のグローバリゼーションを、うれしかったり、かなしかったりの複雑な気持ちで迎えている。
それを“本物の”体験とするかどうか…というのは大きな認識の差があると思うのだ。

まあ、そんな面倒な話はどうだってよくなる、きっとそこに並ぶカラフルなマカロンを見てしまえば…。

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by cherchemidi | 2008-07-26 12:28 | et cetera...
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par 梶野彰一
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