![]() フランス映画「NARCO」を観せてもらった。 BDのようなスピーディな展開と、絶妙な時代設定、 退屈なはずのフランスの典型的なサバービアでおきる奇想天外ストーリー。 詳細はhoneyee.comの映画レヴューで書かせて頂いたので、こちらを。 現在公開中。 ついでというわけではないのだけど、この映画の音楽のこと。 オリジナル・スコアは、最近よく話題に上るセバスチャン・テリエが手がけている。 彼の「La Ritournelle」も挿入歌として登場するのだけれど、 それ以外にもセバスチャンはいくつかの曲を書き下ろしていて、 そのオリジナル・スコア盤がRecord Makersからリリースされることになった。 この「NARCO」はフランスでは2004年に公開された映画。 実はその時点でそれらの数曲が収められたCDRをもらっていたのだけれど、 なぜかこのタイミングでようやくリリースとなるというのだ。 このスコア盤とは別の、いわゆる劇中で使用される楽曲を集めたサウンド・トラックも 当時買って聴いていた。選曲が面白い。 デッド・オア・アライヴやブロンディが熱かった2004年を思い出す…(笑)。 そして、VISAGEの「Fade To Grey」!!!! (これこそ絶妙な時代感) さて、光栄にも件のスコア盤のスリーヴ・デザインをマーク・テシエから依頼された。 敬愛するデザイナー、アレックス・コルテスが手がけた映画のためのアートワークに沿って、 こんなジャケットを作ってしまった…。期限3日で。 イラストの苦手な自分だが、セバスチャンを描いてみた。 気の抜けたヘタさ具合が、セバスチャンとマーク・テシエにウケて、 このジャケットで正式にフランス版としてリリースされることになった。 日本にも輸入されてくるのだろうか…? ![]() 「ナルコ」と縦書きでカタカナも書いてみたが、 これは、パリで日本人ではない東洋人が経営するヤキトリ屋さんの壁に書いてある日本語を模倣した感じ…。 ちなみに「ナルコ」は「ナルコレプシー」のこと。どこでも急に眠りに落ちてしまう病気なのだとか。 この「ナルコレプシー」の話を友人にすると、「それ、君だよ」と何人かに言われた。 はい、僕は話の途中でも、食事の途中でも、よく眠ってしまいます。 机で仕事していたはずが、気がつけば玄関で眠っていたこともあります。 もうひとつ、このジャケットの横顔、「脳内メーカー」?と言われますが、違います。 嘘だと思ったら、「脳内メーカー」に「梶野彰一」と入れてみるがいい。
by cherchemidi
| 2007-10-30 00:46
| j'aime le cinema
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