| The Virgins, Paris | photo: sk | これもずいぶん前の話になるだけれど、10月のパリで突然The Virginsに再会した。 その夜は「Jalouse」のパーティがあって友人のオランピア・ル=タンやジャン=マリー・デルベスらがDJをするというので、彼らと一緒にアペリティフ~ディナー~ルバロンという一連の流れに誘われていた。そのパーティの詳細は知らないまま、9区だか10区でJalouseの編集長のジェニファーも交えてディナーしていたテーブルで、ジェニファーが何やら携帯で話をして数十分後、突然ギターを抱えたThe Virginsが登場したのだ。 「え!? 今夜のバロンはそんなThe VirginsをNYから呼ぶほどの大きなパーティ?」と気付かされたのはその時点がはじめてで、よくよく聞けばBusy PもBirdy Nam Namも、そして今思えば解散直前だったCazalsもDJするという。 それはJalouseとJ.M, Westonのパーティだった。 パリのLe Baronは東京のそれと比べ物にならないほどに小さく、ライヴなんてちゃんと出来るステージだってないから、必然的にオーディエンスとの密接な距離でのライヴになる。 今だから書くが、The Virgins、実は先月の東京のバロンの3周年のパーティにも参加してほしいと声をかけていたのだけれど、「アルバムのレコーディング中だから…」と、あっさり断られた経緯あり。そんな中でもパリには姿をみせるのは、やはりこの街のオーディエンスのファナティークぶりが他の街の比ではないのも一因だろう。もちろんその夜のプレゼンター、Jalouseのかねてよりの強力なフックアップのおかげでもある。(それよりなにより彼ら、パリジェンヌが大好きなんだろうな、というのはオフレコで。) こじんまりながらも、異様な盛り上がりをみせたその夜のライヴは素晴らしかった。「RIch Girls」や「Private Affair」なんか声をあげて合唱してその一体感は、7月のパリ郊外でのフェス solidays以上である。 ところで「レコーディング中」という新しい彼らの音楽はいつになったら聞けるんだろうか…。 | photo: sk |
by cherchemidi
| 2009-12-12 13:27
| de la musique
|
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monologuephoto à la mode de la musique j'aime le cinema et cetera... Qui est vous, Shoichi Kajino?
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