ESSAIS...
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知人のスタイリストのmisaさんの依頼で朝から写真を撮ってきた。テスト撮影。
3〜4年前、渋谷のDoCoMoショップで、故障してしまった携帯を交換していた時、
たまたま隣にいた彼女に声をかけられた。
僕がジェレミー・スコットのショルダーバッグを肩にかけてたのがきっかけだ。
その後、彼女とはいくつか仕事をして、いくつか遊んだ。
ジェレミーのバッグひとつで数年来の付き合いが始まるとは思いもしなかった…。
今日は彼女からネパールの話を聞いた。
撮影中、案外寒かった。彼女にマルジェラのストールを頂いた…!
それより僕もそのKISSのTシャツが欲しかった(笑)。

撮影が終わった頃、雲が晴れた。

KITSUNEの一行が帰ってしまった東京で、僕はぼんやり花粉に侵され中。

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こんな写真をアップした後で書くのもあれだけど、東京の写真を撮るのはほんとに苦手…。失礼しました。
photo: SK | styling: misa | 南青山

# by cherchemidi | 2005-04-04 16:01 | monologue
PHOTO
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FEV 2003 | LYON | photo: SK


早咲きの桜やら、梅やらの写真が並んでいたからか、
昔の友人に「写真家のブログかと思った」と指摘された。
先日、その彼に子供が生まれた。女の子だそうだ。名前はまだない(聞いてない)。
そう、確かに、上手な写真だ(自画自賛)。
でも上手な写真は決していい写真ではない。
カメラがいいと、いい写真が撮れてしまう…、わけではなく、
カメラがいいと、写真が上手だと勘違いしてしまう、のかも。
ピンボケだったり、ホワイトバランスがめちゃくちゃだったり、
白トビしまくってる写真の方が意外に好きだ。
昔のピンボケ写真が出てきたので。
(ピーター・サヴィルの新作、NewOrderのニュー・シングルの全ボケに触発…??)

リヨンで乗り換え。リヨンの街に降りたことはない。
たしか2月だったのに汗ばむ午後だった。
# by cherchemidi | 2005-03-31 10:49 | photo
J'AIME...
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photo: SK avec l'appareil-photo DMC-LC1


昨日自分で書いて「いかに娯楽大作しか観ていないか…」という事実に呆然としていた、
と思ったが、思い直せば、いい映画は試写に誘って頂き、観させて頂いていた…。
あ、いい映画かどうかは別だ。娯楽作というよりも芸術性の高い作品としておく。
あ、ただジム・ジャームッシュの「コーヒー&シガレッツ」は気楽に観れるという意味では娯楽作…?
そんな線引きは必要ないのだ。とても面白くて、いい映画だったから。
間もなく公開ですね。

最近たてつづけにシネマライズさんで上映される作品を観させて頂いた。
アーシア・アルジェント監督、JTリロイ原作の「サラ〜いつわりの祈り」
と小栗庸平監督の「埋もれ木」。
たてつづけ、と書いたが、本当は同じ日に試写をハシゴした。
そんなにヒマだったわけではない。
同じ日に観るようなラインナップでもない。

「埋もれ木」がやけにしっくりきた。
日本映画を観るのですか? と何度か聞かれたが、
旨い言い訳が見つけられなかった。
しいて言うならカンヌで認められた監督だから。
あ、「誰も知らない」はDVDでレンタルにもなっていたけど、観ていなかった…。
常に言い訳が必要な人生もどうなんだろう。
最近、僕が髪の毛を無造作に延ばし、微妙に無精髭なのは、
決して浅野忠信の影響ではないことだけは明言しておこう。
かといって別段、彼のことを嫌いではない、というのも明言する。
誤解をさけるための言い訳のはずが、別の誤解を招いたりもするのは、厄介だ。
国籍の問題はとても大きいですからね。

で、話を少し戻して、思いっきりニューヨークなジム・ジャームッシュ監督の作品はいいのか?
と聞かれる。ムッシュってついてるからいいというのではお粗末だ。
そもそも好きな映画を何本かに絞る、という
映画好きなら一度は仲間と話すであろう選択をした際、
彼の「パーマネント・バーケーション」を外せない。
確か、ロートレアモンの『マルドロールの歌』が出てくるが、そのせいではない。
映画の最後のシーンで、パリへと旅立つ主人公、港で会った男が放つ
「パリはきみのバビロンになるだろう」というような台詞があった。
高校生の頃に観たのだが、
それ以来、僕は永遠のバビロンを探してパリを彷徨うことになったのは周知の事実。
付け加えるなら、それを観たのはもしかしたら「勝手にしやがれ」より前だったのかも知れない。
もしそうだったら、自分でも結構、事件ですよ。
そしてつづく昔の話だけど、パリ5区、ソルボンヌ脇の裏通りにあった小さな映画館。
毎年パリを訪れるたびに、安宿が近かったというのもあり、よくその映画館の横を通り過ぎていたのだが、
ずいぶんと長い間、ずっと「ストレンジャー・ザン・パラダイス」のポスターが貼っていたのを記憶している。
パリは俺のバビロンになったのか。
まあ、そんな答えは分からないまま、ジム・ジャームッシュが誘ったパリで見つけた「ストレンジャー・ザン・パラダイス」。
東京に戻って、すぐにワンルームの狭い部屋に同じポスターを貼ってみた。
もちろんそのポスターはパリで買って帰った。
ジャームッシュを好きな、僕の言い訳は以上。

「コーヒー&シガレッツ」はもう一度劇場で観たい、というくらいのいい作品だった。

そんな脇で、7月公開の「スターウォーズ エピソードIII」を心を躍らせて待っている僕もまた僕。
またキャラメルの匂いの中で、コカ・コーラを片手に。
# by cherchemidi | 2005-03-28 22:24 | monologue
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27 MARS 2005 | 北青山 | photo: SK avec l'appareil-photo DMC-LC1


銀座に行った。
プランタンに行ったわけではない。(表題は関係ない)
ましてやディオールのブティックに行ったわけでもない。
映画を観るために銀座に行った。
ここ最近、映画といえば、めっきり六本木ヒルズのヴァージン・シネマばかり。
(いかに自分が娯楽大作ばかりしか観ていないかを露呈する事実…)
たまには王道の「銀座で映画」というのも新鮮だと思って…、
というのはやっぱり言い訳で、
見たかった作品がヒルズではやっていなかったから、
というのが本当の理由。
キャラメルの匂いがしない映画館はよかった。

フランス人であるミシェル・ゴンドリー監督への賞賛は言うまでもない。
あえて脚本のチャールズ・カウフマンを絶賛したい。
(と思ったら、オレごときが絶賛するまでもなくアカデミー脚本賞を受賞していた、トーゼン。)

そして写真は、銀座にも映画にもまったく関係のない北青山の梅。
# by cherchemidi | 2005-03-27 18:35 | monologue



par 梶野彰一
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