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Photo du Jour
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| Paris XI | photo: sk |
by cherchemidi | 2008-09-28 14:10 | photo
"merchandise me"
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イラストレーター、長崎訓子さんの展示会“merchandise me”のフライヤー。

グラフィック・デザイナーの tonetwilight 江森くんから連絡があって、彼女のインスタレーションを撮影した。完璧な準備と 明確なディレクションのおかげで、撮影はたしか1時間ちょっとで終わったのだけれど、彼女のアトリエがエビスガーデンプレイスのすぐ脇であるという立地のおかげで、その午後のほとんどは、エビスのビアホールで3人でビールを飲んだ記憶しかない。
まだ暑い夏の午後であった。

'90年代初頭。江森くんと初めて知り合ったとき、確か彼は雑誌の編集者で、僕はレコード会社にいながらも音楽のライターのようなことをはじめていて、いっしょに「DIG」な企画の連載を何度かやった記憶がある。
その後は彼はミュージシャンであったり、ライターであったりしたが、最近はすっかりグラフィック・デザイナーとしての彼の作品に接する機会が多い。
その緻密に破壊されたグラフィック・デザインは、確かに編集気質の'90年代デザインをさらりと身をかわしたような位置にありながら、それでいて、自ら編集すると同時に、エディトリアル・デザインまでをやってのけるのだから素晴らしい。
もう何年もつづいている FRESH & RAW を読んでいると、その守備範囲の広さよりも、むしろその情報処理能力に圧倒されそうになる。

その午後、彼はビアホールでとめどなく大ジョッキを注文していたはずなのに、夕方には取材に向かっていったのであった。


By the way、趣旨である遅くなってしまったのだけど、長崎訓子さんの展覧会はSPIRAL MARKETにて、もうやってます。(以下詳細)


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by cherchemidi | 2008-09-19 18:01 | et cetera...
Photo du Jour
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| photo: sk |

金沢市内から少し足をのばし、以前から気になっていた加賀一の宮、白山比咩神社と手取川へ。
木々の間からこぼれる朝日と、山から沸き出す清水、そして水面に反射する光に癒されました。
by cherchemidi | 2008-09-19 13:59 | photo
Week-end à Kanazawa
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| photo: sk |

編集長はじめ、HF氏ら、honeyee.com クリューの取材に同行して(またも、ちゃっかり)金沢へ。
「金沢で映画祭」というスウィートな響きからは想像出来ない種類の映画のラインナップに衝撃を受けてしまう。
いきなり飛び込んだ「クリスピン・グローヴァーのビッグ・スライドショウ」なるものは、監督のQ&Aを聞いてさえも、結局いったい何なのか分からないほどのシュールな作品で、アンダーグラウンドとしか言えない代物であった。

なんといってもこの映画祭のタイトルは「フィルマゲドン」である。
自分が観てきた映画がいかに偏ったものばかりだったかと、気付かされたような気がしながらも、よく考えてみれば、この映画祭のラインナップこそがすごい偏り方だと気付く。

一般的に言えば、視野は広い方が良いに決まっているが、広い世界を知った上で、狭いままの視野を保ちたいと強く思うのある。

今夜は深夜0時から朝までオールナイト上映。

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金沢21世紀美術館
by cherchemidi | 2008-09-14 22:59 | et cetera...
H et M
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| H&M GINZA |

明日13日のオープンに先がけ、H&M 銀座のプレ・オープニングにお誘い頂いた。

H&M を「アッシュ・エ・エム」と読めば、フランスかぶれをアピールするには絶好の機会である。2003年だったかカール・ラガーフェルドがH&Mのためにデザインしたジャケットやらシャツやらは、とにかく急げとばかりにパリで手に入れたものの、結局タグが付いたままで着ていない。そのジャケットには、カールのイラストの入った下げ札とともに99ユーロのバーコードも付いている。
一方、旅行の途中で着替えがなくてH&Mで買ったグレーのTシャツ(原産国の名前も読めないほどの第三世界製、4.9ユーロ)は、クタクタになった今でも愛着している。MUJI や H&M の正しい使い方は、そういうものだと思っていた。

この秋はコムデギャルソン for H&M が展開されるそうだ。

さて、G (USA)、Z(SPAIN)、U(JAPAN)、TS(UK)、HM(SWEDEN)…、世界のいたる街のマーケットにすきまなく広がっていく安価な洋服の量販店の拡大は、なんとなく10年前の外資系レコード店の拡大に似ているようだけど、大きく違うのはTOWER (USA) vs HMV (UK) という2国間だけ(あるいはVirgin (UK)でもよいのだが、決してそこにFnac(FRANCE)は参戦できなかった)であったのに対して、これは世界大戦のような点だ。

一見「整然」とした世界の均一化が、これほどまでに「歪」に映るのは、なぜだろう?
by cherchemidi | 2008-09-13 03:27 | à la mode
Samurai Fiction
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| VOGUE HOMME JAPAN |

VOGUE HOMME JAPAN 創刊号が届いた。
表紙がモノクロじゃないだけで驚いてしまった。エディの久しぶりのカラー写真。
さらにピンク、シアン、イエローのバックで撮影とは…。
東京で撮影された「SAMURAI FICTION」。
サムライ、フリョウ、キティ…と、カリカチュアライズされた「ジャパン」のクリシェで固められたそのストーリーは、エディのプロジェクトいうより、やはりスタイリスト氏の作品であるように感じましたが、いかがでしょうか。
100の質問はさすが。

エディのすぐ後は本城氏の原宿が扉であった。
洋販が倒産してしまってもVOGUE HOMME INTERNATIONALは入手できる。そんな日本であるからこそ、カリーヌ・ロワットフェルドの手は及ばぬ、豪華配陣でローカライズされたVOGUE HOMME JAPANに需要があるのだろう。

発売日、神宮前のコンビニでは開いてすぐにクレジットのページを見入ってる人を見かけました。悪い癖です。

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by cherchemidi | 2008-09-12 04:30 | à la mode
around ROCK DIARY:
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| honeyee.com |

本日 honeyee.comのリニューアルにあわせて、Hedi Slimaneのインタヴュー記事がアップされました。
こちらです。

こちらはウェブ・マガジンで、さほど文字数の制限もなかったので、できるだけ編集しないでインタヴュー形式でまとめました。彼のROCK DIARYからの写真を織り交ぜながら、10ページにもなってしまいました。多少話が前後しつつも、エディの熱い生の言葉がここにあります。



——ファッションはとてもヘヴィなオーガニゼーションです。
デザインすることは楽しいけど、それ以外はもはや悪夢です。
by cherchemidi | 2008-09-09 22:50 | à la mode
AVEDON 1946-2004
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実のところ、好きなフォトグラファーと聞かれてすぐに思い浮かぶ中にアヴェドンの名前があるかどうかは疑わしいのであるが、それは彼があまりにも大きい存在として自分の中のアーカイヴの階層に眠っているからだろう。
パリ、チュイルリーのJeu de Paumeで彼の回顧展が行われていると知ってすぐに出かけた。

彼のレンズを通してとらえられたポートレートの数々は、そのしわの奥に被写体の思想さえも読み取れてしまいそうなほどである。
マルグリット・デュラス、晩年のポートレートにはある種の奇妙な迫力を感じてしまう。

それでもやはり軟派な僕にとって興味深かったのはファッション・フォトの黎明期、アレクセイ・ブロドヴィッチのもと、HARPER'S BAZAARのために撮ったパリを舞台にした一連の作品である。美しすぎるその構図は、はたしてどこまでが必然でどこまでが偶然だったのだろうか。
パリ期のアヴェドンはとにかくみずみずしい。
まさに彼の手書きによるエディトリアルのためのトリミングの指定の痕跡さえ垣間みれる入稿用のプリントも興味深かった。

展覧会の図録( amazon )も充実していた。

この展覧会「Richard Avedon Photographs 1946 - 2004」は Jeu de Paume で9/28(日)まで。チャンスがあれば、是非もう一度訪れたいと思う。

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| photo: sk |
by cherchemidi | 2008-09-09 14:36 | photo
Photo du Jour
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| photo: sk |
by cherchemidi | 2008-09-08 13:17 | photo
Young Parisiens
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| FIGARO JAPON |

エディ・スリマンに取材した記事が、本日発売のFIGARO JAPONに掲載されました。

彼の新しい写真集「ROCK DIARY」の発売にあわせてのインタヴューではありながら、誌面に並ぶのはエディ最新のプロジェクトであるパリジャン、パリジェンヌのポートレート。

文字数が限られていて、インタヴューで頂いた言葉の半分にも満たない言葉しか掲載できなかったのは残念ですが、それでも内容の濃い記事にまとまっていると思いますので、お目通し頂ければ幸いです。

興味深いのは3月にフェニックスに取材した際、彼らの口からも発された“フレンチネス”という言葉が、エディの発言の中でも繰り返された点。

パリが、フランスが、20年間に渡ってこの僕を魅了しつづけているのはこの“フレンチネス”の感覚でしかありません。もはや、かわいらしいだけのフレンチの虚像にはまったく興味がありません。

彼の発言からも分かるように、今まさに、この“フレンチネス”の再定義の過程に面していることを感じさせられます。それはまるでアセンションのようで、'97年あたりからの継続的な緩やかな過程であるようにも思えるし、この数年の短期的サイクルで起きているようにも感じます(間違ってもフレンチ・エレクトロとかのことじゃないよ)。
by cherchemidi | 2008-09-05 13:51 | à la mode



par 梶野彰一
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