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Festival du Films Français Yokohama 4
さて翌日、フランス映画最終日の日曜日。
今回のフランス映画祭のウラの目玉はこれだったり。
「ロバと王女」リヴァイヴァル!!!、秋の公開に先駆けて先行上映。

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監督:ジャック・ドゥミ
音楽:ミシェル・ルグラン
主演:カトリーヌ・ドヌーヴ

もう10年も前、「ロシュフォールの恋人」がリヴァイバル上映さえたときは大げさでなくオープニングで全身に鳥肌が立ち、涙がこぼれた。
オープニングから、なのだからもちろんストーリーで泣いたのではない。
何度も何度も愛聴していたサントラ盤がミュージカルの映像付きで観られた感動だ。

今回の「ロバと王女」も、音楽ファン的な視点では、きっとそういう見方になってしまいそうだ。
ただこれまでのドゥミとルグランの作品「シェルブール」や「ロシュフォール」(あとローラだっけ?)と違うのは、これは寓話。それもペローの原作。
とはいえルグランの鳥肌な音楽とともに、相変わらずの総天然色なきれいな色で映画は始まった。美しいドヌーヴを中心に。
ただやはり世界観がビザールで、感動の渦に飲み込まれるのを抑止してくれた。。。

映画が始まる前には、なんとジャック・ドゥミの実の息子、すなわち、アニエス・ヴァルダの息子、マチュー・ドゥミ氏がステージに上がってティーチイン。
今回のリヴァイヴァル(フランスでは昨年公開されていた)にあたって、彼も関わったというフィルムの修復の話や、父、ドゥミとの思い出話などを語ってくれた。

ルーカスのトリロジーのフィルム修復の話とも相まって(ウソ)、なんとも感動的だった。

いや〜ともかく、今回「ロバと王女」、ついについにスクリーンで観られて感動しました! 
ありがとう!!!!
いや〜やっぱりフランス映画ってほんと〜に素晴らしいですね〜。
そんな横浜フランス映画祭。もうすでに来年の6月が楽しみです。

STAR WARSの写真をアップしたら、なぜかグッとこのブログへのアクセスが増えてしまいました。おお〜、このままではオレのアイデンティティが崩れる、なんて思って意地になって、ガンガンとフランス映画祭のネタをアップした訳ではありません。そもそも僕は今、映画評論なんてやってる場合ではありませんでした。失礼。
by cherchemidi | 2005-06-28 05:10 | j'aime le cinema
Festival du Films Français Yokohama 3
いや〜フランス映画ってほんと〜に素晴らしいですね〜。
とおきまりのあいさつで、つづき。

「レミング」につづいて、そのままセドリック・クラピッシュ監督の新作を観る。
「ロシアン・ドールズ」。

実はこの前の作品「スパニッシュ・アパートメント」はDVDで観た。
クラピッシュ監督は「猫が行方不明」で一気に新世代監督として脚光を浴びたが、
「パリの確率」ではすでに、なんだか貫禄みたいなものも感じられた。
彼が描く青春群像には希望はもちろん、なんとなくあきらめ、な部分も大きく共感しちゃいながらも、ちょっと新鮮さが。。。なんて勝手な感想を述べてみたり。
まあそんなわけでDVDで観た前作。
この「ロシアン・ドールズ」は「スパニッシュ・アパートメント」の5年後を描いた続編。
確かに笑いどころも泣きどころ(泣きはしないが)も押さえていていいドラマだった。
オドレイは何を観てもアメリしか浮かんでこない。危険。
土曜の夜の会場は最高潮に盛り上がって、フランス人たちはケラケラと椅子を揺らして笑っていた。

c0075562_4474645.jpg監督:セドリック・クラピッシュ
出演:ロマン・デュリス、セシル・ドゥ・フランス、オドレイ・トトゥ

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by cherchemidi | 2005-06-28 04:47 | j'aime le cinema
Festival du Films Français Yokohama 2
STAR WARSにうつつを抜かしている場合ではなかった。
改めて初期の三部作を観たりしている場合ではなかった。
あと48時間ちょっとしたら、パリに行くんだった。。。
ましてやBLOG書いたりSNS覗いたりしている場合ではない。
いつものことだが、何も準備できないまま飛行機に乗る。

軽くあきらめ気分で、もう10日も前の横浜フランス映画祭を思い出してみたりする。

そう、「レミング」。
この映画の前売りチケットがずいぶん早い段階で完売になっていたのは
シャルロット・ゲンスブールとシャーロット・ランプリングの競演作だから。当然である。
ただ3年くらい前だったか、この監督のデビュー作「ハリー、見知らぬ友人」でド肝を抜かれたなんて友達は僕の回りには一人もいない。ましてやドミニク・モルという監督の名前を覚えていた友達なんているはずもない。僕も彼の名前は忘れていた。

シャルロットについては、誰もがあまりにも思い入れがありすぎて、少々ツラい作品でも、
「PAS MAL(悪くない)」な評価を与えがちだ。でもあえてここでハッキリ言うなら、彼女は作品に恵まれなさすぎだ。イヴァン・アタルが監督した2作品を賞賛している友人がいて、特に2作目(日本語タイトルもまったく意味不明なの!)を評価しているのを聞いて耳を疑った。それ以来、その友人とは疎遠になった。
比較的、安定してる(と思われる)ルコントの作品でも彼女が主演した「フェリックスとローラ」だけは、自信をもって駄作だったと言い切ろう。シャルロット、彼女はまったく悪くない。何しろ作品に恵まれないのである。
最近は「21グラム」で好演していたことくらいしか、パッとしたニュースもなかった。確かに「21グラム」はいい映画だった。ここにまで噛み付こうと思ってはいない。

話を戻すと、「レミング」はこの監督が前作の流れで生んだ新感覚なサスペンス、ちょいホラー。主演のシャルロットも存分にその魅力を見せてくれる、すごくフレンチ感覚な映画。
数日前に書いた「Peindre ou faire l'amour」(描くべきか愛を交わすべきか)でも使った表現だけど、クリシェに陥らない突拍子もない展開。斬新な描き方。いやもしかしたら、オゾン以降のこの「唐突な展開」&「???疑問が少し残りますけど…???」という語り口は早くもフランス映画のクリシェになってしまっているのかもしれない。いや、間違いなくそうだ。
ここではストーリーの言及は避けるが、とてもフランス的にかつ現代的に解釈されたヒッチコックかもしれない。そして何よりこの二人の女優の迫力のある演じ合いがすごい。ストーリーも脚本も面白すぎ。
この映画「レミング」と「描くべきか愛を交わすべきか」は今回の映画祭のベスト2だったんじゃないか。
って、前にも書いたように結局、僕が観たのは5本だけ。勝手な思い込みで失礼。
シャルロットはもちろんだが、「まぼろし」「スイミングプール」ときて、またもやシャーロット・ランプリングの魅力にハマってしまいそうだ。
映画上映後、舞台挨拶、質疑応答(これも見事な舌戦だった)に登場した監督と脚本家の二人に、僕は思いっきり拍手を送った。

c0075562_426347.jpgc0075562_431963.jpg監督:ドミニク・モル
出演:シャルロット・ゲンズブール、シャーロット・ランプリング、ローラン・リュカ

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by cherchemidi | 2005-06-28 04:25 | j'aime le cinema
La Revanche des Sith
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先々行オールナイト、ヴァージンシネマ六本木もお祭りでした。
すっかり、あっさり、ダークサイドに堕ちてしまいました。
サッカー観戦はじめ、その他の一致団結系のイベントごとには無関心な方だから、
「STARWARS」のロゴがスクリーンに出た瞬間にみんな揃って拍手したりするのは
ちょっと気恥ずかしかったりしながらも、毎度ハズせませない定例行事になっていたり。
で、オープニングからズーッと大興奮、34歳!
もうこんなお祭り気分が味わえる映画(カンヌ映画祭とかはもちろん別で…)が
なくなってしまうと思うとちょっと悲しいです。

「いや〜、STARWARSってほんと〜に素晴らしいですね。」(梶野晴郎<水野晴郎)

ただ流行通信(!)が「STARWARS」を特集に挙げて一冊作ったというのも
ある意味ダークサイドに堕ちてしまったからなのでしょうか(ピリ辛、笑)、
(いや、笑い事ではなく?) まだ見ていないのですが…。

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by cherchemidi | 2005-06-26 19:49 | et cetera...
M/M Translation
RöyksoppのジャケがM/Mじゃなかった…、なんてコメントした直後
奇遇にもM/Mから展覧会のお知らせメールが届きました。
Translation 詳細は以下の通り。
本日夜にオープニング、明日から、パレ・ド・トーキョウにて。

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Featuring
Vanessa Beecroft
Michael Bevilacqua
Ashley Bickerton
Cai Guo-Qiang
Maurizio Cattelan
Verne Dawson
Matt Greene
Mike Kelley
Jeff Koons
Joseph Kosuth
Liza Lou
Takashi Murakami
Ningura Napurrula
Shirin Neshat
Cady Noland
Chris Ofili
Gabriel Orozco
Yinka Shonibare
Shahzia Sikander
Kara Walker
Nari Ward
Christopher Wool
&
M/M (Paris)

Ghosts appearances by
François Curlet
Liam Gillick
Dominique Gonzalez-Foerster
Pierre Huyghe
Pierre Joseph
Inez van Lamsweerde & Vinoodh Matadin
Sarah Morris
Philippe Parreno
Rirkrit Tiravanija
Utopia Station...

Opening
Wednesday 22 June from 8pm to 12pm
Free entrance

Exhibition
From June 23 until September 18 2005

Palais de Tokyo
Site de création contemporaine
13 av. Président Wilson 75116 Paris
www.palaisdetokyo.com

by cherchemidi | 2005-06-22 20:49 | et cetera...
"The Understanding"
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Röyksoppのニューアルバム「The Understanding」リリース。
実はずいぶん前にサンプルを送って頂いていたのですが、カセットとMD、
どちらも聞く機材がありません。
音楽の仕事をやる資格なし…なんでしょうか?
そうこうしてるうちに、アトリエに来た悪友が持って帰ってしまいました。
ジャケット見た瞬間、M/Mだ、と思ったらサンゴン・キムとカミーユ・ヴィヴィエでした。
グラフィックの仕事やる資格なし…なんでしょうか?
いろいろと不安になりながら、聞いてたらChelonis R. Jonesが歌ってました。
これだけで、とりあえずは安心しました。
初夏の夜にとてもいい音楽。
最近は好きな音楽は12インチばっかり。
久しぶりにヘビーに聴けそうな“おしゃれ”アルバムでした。
by cherchemidi | 2005-06-22 15:29 | de la musique
l'été
フランス映画祭のはなしのつづきを…と思っていたけど、昨日は「夏至」でした。
夏至、「à la verticale de l'été」、トラン・アン・ユンではありません。
太陽が最も高いこの日は個人的にもとても大切な日です。

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フランスでは、夏至の日は「LA FÊTE DE LA MUSIQUE」、音楽の日です。
町中に音楽が溢れ返って、夏の到来を感じさせられる日。
今年はすでに猛暑の予感、だそうですが、どうなんでしょうか、パリ?
by cherchemidi | 2005-06-22 15:08 | et cetera...
Festival du Films Français Yokohama
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6月、この湿度の増加する季節、唯一の楽しみといったら横浜フランス映画祭くらいかも知れない。
今年で13回目、ここ数年は毎年欠かさず参加しています。
金曜日、土曜日、日曜日の3日間、横浜へ。
今回から会場が3つになったり、関連イベントも増えたりで規模も拡大された模様。
ただ僕はパスを持っている訳ではないので、結局観たのは5本だけでしたが。。。

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まずは金曜日、先日も来日していたジャン=フィリップ・トゥーサンの実の妹さん、アンヌ=ドミニク・トゥーサン(ホントに家族ぐるみでお世話になってます…)がプロデューサーをつとめた映画「LA MOUSTACHE(髭を剃る男)」の上映に招待頂いた。
小説家であるエマニュエル・カレールの自身の小説の映画化した作品で、スリリングで奇妙なサスペンス。出演者、「リード・マイ・リップス」でも印象的だったエマニュエル・ドゥヴォスも会場に。この映画での惑わす女系の助演っぷりもまた良かった。個性派、実力派。ってまあ評論家ではないのでこの辺で。(いややっぱり、★★★☆、笑)

c0075562_3195379.jpg「LA MOUSTACHE」
(髭を剃る男)
監督:エマニュエル・カレール


さらにアンヌ=ドミニクさん、エマニュエル・ドゥヴォスさんと一緒に(!!?)「もう一本観ていきませんか?」とお誘い頂き、「Pourquoi Pas?」せっかくなので引き続き観ることにした。

c0075562_32604.jpg「Peindre ou faire l'amour」
(描くべきか愛を交わすべきか)
監督:アルノー・ラリユー、ジャン=マリー・ラリユー

そんな経緯で、何の情報もないまま、すなわちそれほどに期待もしないまま観させていただいたわりには、というのもまことに失礼な話だがこれが、びっくりするくらい最高!!! (★★★★★)
突拍子もないストーリーと、語り口。決してクリシェに陥らない斬新なコメディ・タッチがとても現代的。そして何よりあのカトリーヌが突然、俳優として登場した時にはビックリでした。いい味だしてました。明らかにオゾン以降の不条理&ヒネリの流れが最高。本国でも8月の公開というこの作品、今の時点で、日本で正式に上映されるのかどうか分かりませんが、、、ん〜オゾンの新作よりもきっと必見!

ああ、あれあれ、こんな具合でレヴューするつもりでは毛頭なかったのですが。。。
土曜に観たシャルロット・ゲンスブールとシャーロット・ランプリングが凄い競演をする作品「レミング」がまた最高だったり、日曜には待望のリバイバルが決定の「ロバと王女」の先行上映を観させて頂いたので、もうちょっと★つけときます。つづきはまた明日にします。

「いや〜、フランス映画ってほんと〜に素晴らしいですね。」(梶野晴郎<水野晴郎)
by cherchemidi | 2005-06-20 03:43 | j'aime le cinema
André à Shibuya
渋谷でアンドレが描いてました。わずか5秒。
カメラ出して連射してみました。

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もちろんここでは顔は出しません。
ジャケットはディオール オムでした…。



ちなみにその直前、CHIVASの不思議なパーティでも描いてました。
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手前は ED BANGERS の PEDRO WINTER。
(最近、パリの男どもの間に確実にブショウヒゲブームが到来してます。)
その後は、一同でのんべえ横丁へ。。。
by cherchemidi | 2005-06-17 22:13 | et cetera...
Kitsuné FUR
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Kitsunéのコンピ「KITSUNÉ FUR」が日本特別編集盤で出るそうです。
なんとリリースは大沢伸一さんのレーベル(ちょいビックリ)。
ライナーノーツだけ、書かせて頂きました(ちょい長め)。

7/16 kyoto WORLD
7/22 tokyo AIR tokyo WOMB (ごめんなさい!! 訂正です!!)
でリリースパーティだそうです。もちろん大沢さんも。
リリースは7/27だそうです。

以上、Kitsunéニュース。

今、パリと iChat してたらポンヌフのふもとにある老舗デパートSAMARITAINE
なんと今日で閉店だそうです!!
ん、一時閉鎖? 最低でも15日。
いや、別のとこでは6年だとか、あれ、18ヶ月だとか。
セキュリティの問題って。経営の問題じゃないのでしょうか? 
「ポンヌフの恋人」でも印象的なあのSAMARITAINE、最近は全然見向きもしなかったけど、
(あ、マット・デイモンの「ボーン・アイデンティティー」で登場してた…笑)
個人的には初めてパリで入ったデパートでもあったりするので、ちょっと気になります。

by cherchemidi | 2005-06-15 22:17 | de la musique



par 梶野彰一
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