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TOKYO, C'est Pas Mal...
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引っ越しのため、整理をしていたら、棚の下からお気に入りのカメラが見つかった。
一年以上行方不明だったRICOHのGR1vという35mmのフィルムカメラ。
一年以上行方不明にするカメラをお気に入り、というのもどうか…と思うけど。
一年ちょっと前といえば、ちょうどフィルムを使わなくなった時期です…。

そういえば、おみくじをひいたら「失せもの:低いところにある」って出てた。

最近はどこへ行くにもこのGR1vを手放しません。
よく写真が好きなのか、カメラが好きなのか、というようなお話はあって、
カメラは写真を撮るための単なる道具だから…みたいな発言もよく聞きますが、
僕が好きなのは明らかに両者です。
写真を撮ってくれるカメラ自体も、やっぱりすごく好きです。

そして、青い空の見えたときのみ、東京が好きになります。
by cherchemidi | 2005-05-25 19:24 | photo
Bonjour Bertrand
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ベルトランからニューアルバム「PORTRAIT-ROBOT」が届いた。
いや、正確に言うとベルトランからは届かなかった。
Record Makersのマーク・テシエを通じて届いた。
ベルトランと僕は1996年からの付き合いであるが、
何度もお互いの距離が近づいてみたり、離れてみたりで、今はビミョウな仲だったり。

昨年末に連絡していたときは、アルバムが完成したから、
今度1月にパリで会おう、といいながら、
今年の1月、2月、二度に渡ってベルトランに会う機会を失った。
まさに気分屋、とは言わないが、彼は本当に「アーティスト」なのである。

で、まあその問題は別として、4年かかって出来た新作、
やっぱりすばらしかった。最初から最後まで。完璧な仕事。
最高のアレンジと緻密な音設計。
ああ、この“落ちる”メロディ。ああ、この“なよ〜”な歌。
完璧だった。

「ベルトラン、僕のメールに目を通すかどうかわかんないけど、
アルバム、聞いたよ、BRAVO!」と久しぶりにメールを送ってみた。

返事はすぐに返ってきた。いかにも彼らしい、皮肉と友情に満ちたものだった。
詳細は書きません。

そういえば、このアルバムの制作中、彼はメールやら電話で何度か
「このアルバムが完成したら、僕は音楽を作るのをやめようと思う」と漏らしていた。
ただ昨日のメールでは、「やっぱり続ける…」ことにしたのだとか。
こんな音楽作れるんだから、当然。音楽、やめちゃだめでしょう。

僕はこの天才と出会うことが出来たことに、感謝している。
時にはビジネス・パートナーであったし、時には友人であった、
そしてぼくにとっては永遠に尊敬できるアーティストだ(彼がどう思ってようが)。
また今度はパリの太陽の下で笑いあおうと思った。

その大きなメガネはどうなのよ?って。
by cherchemidi | 2005-05-24 04:37 | de la musique
Faire l'Amour
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西新宿。僕にはほとんど用のない場所だ。
ジャン=フィリップ・トゥーサンから連絡があって
センチュリー・ハイアットに滞在しているというので会いに行った。

あらためて説明する必要があるかどうか、ジャン=フィリップ・トゥーサンは作家で、
「L'APPAREIL-PHOTO(カメラ)」の作者である。
ここ数年は、東京、大阪、パリ、ブリュッセル…、
いろんな街でこのジェントルなムッシュに会う機会に恵まれている。
それどころか、奥さん、二人のかわいらしい子供、お姉さん、ご両親、
トゥーサンのご一家には、パリでブリュッセルでお世話になりっぱなしなのだ。
自分の小説のタイトルをアトリエの名前にしたというこの東洋のフランスかぶれに
少なからず興味と好意を抱いてもらったようで、ともかく、うれしい限りである。

トゥーサンはほんとうに親日家で、ほぼ毎年のように東京で彼の姿を見かける。
今年は、10年ぶりに奥さんと二人で旅行なのだそうだ。
もちろん大学での講演もいくつかあるとのことだったが、
愛知、大阪を旅行したのだとか…。
まさか万博の冷凍マンモスが目当てではないと思うのだが、そんなことは聞かなかった。

それより、ここ、新宿のセンチュリー・ハイアットである。
ソフィア・コッポラの「LOST IN TRANSLATION」はパーク・ハイアットである。
トゥーサンの最新作(といってももう1年以上も前のもの)「愛しあう」を読まれた方なら
ピンとくるはずである。
ソフィアの「LOST IN TRANSLATION」を出したのも意味がない訳でもない。
この「愛しあう」と「LOST IN TRANSLATION」は奇遇にも
多くの点でプロットがかぶってくる。
「問題を抱えたカップル」「西新宿の高層ホテル」
「プール」「京都」「深夜のファックス」…
まさかソフィアがトゥーサンの「愛しあう」をフランス語で読んで参考にした
なんて野暮な想像はしないし、たとえそうだったとしても、信じない。
まあ、ストーリーの展開も、メインテーマも異なる小説と映画である。

トゥーサンもはじめて「LOST IN TRANSLATION」を観たときは驚いたと話していたし、
映画の配給を仕事にしているトゥーサンの実のお姉さんも
カンヌで最初に上映された「LOST IN TRANSLATION」を観た直後、
僕に同じ感想をもらした。

やはり、異国から訪れた客人にとってみれば、
この東京のネオンを遥か下に臨む高層ホテルからの景色は
同じような虚無感とか寂寥感を起こさせてもおかしくないと感じてしまう。

かくいう自分は、一度もこのクラスな高層ホテルの部屋で甘い一夜を過ごしたこともなく、
ただインタヴューだとか会見だとか、あるいはラウンジでミーティング程度にしか
訪れたことがないのだが…。

どちらにしても、西新宿、殺伐としたビル群の狭間を歩いていると、特別な気持ちになる。
そして遠くで、にぎやかに、でも、うつろに輝くネオン。
僕はそのむなしい輝きも大嫌いだ。

というわけで、ずいぶん時期はずれの「愛しあう」と「LOST IN TRANSLATION」考。
あんまり、トゥーサンとソフィアを同時に好きな人もいないかもな、と思いながら。

トゥーサン夫妻と分かれたあと、しばらく歩いてみた西新宿は、
またも予想通りに寂寥感いっぱいだった。
まさにミッドライフのクライシスを暗喩するかのような…。
また秋になったらこの小説を読んでみよう。

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「愛しあう」 ジャン=フィリップ・トゥーサン  訳:野崎歓



あ、それからトゥーサン、すでに次作も完成したそうです。
今回はず〜っとイタリアに滞在して書いていたようで、
「マリー・アントワネット」の話じゃないようです。

で、その「マリー・アントワネット」の映画撮影中のソフィア・コッポラ、
今回も音楽はAIRだそうですが、最近はすっかりフェニックスのトマとのツーショットが話題だったり…。さすが、すべてヴェルサイユ。映画の完成を楽しみにしてます。
by cherchemidi | 2005-05-24 03:36 | monologue
A.P.C.
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| le 13 Mai 2005 | WOMB, SHIBUYA | photo:SK |

金曜日、A.P.C.のパーティに招待頂いたので行ってみた。
木曜日に秋冬の展示会をのぞかせて頂いた際にも、ジャンにちらりと会ったのだが、
このパーティでは彼自身がライヴを行うということで…。
JEAN TOUITOU POWER TRIOというロック好きオヤジ(敬意とともに)3人が
往年のロックの名曲を好き勝手に(敬意とともに)カヴァーしまくり。
ショーはほとんど行わないのに、
デザイナー自らがギターとマイクを持ってステージに上がる。
A.P.C.へのリスペクトも、もうかれこれ10年…、
某女史に「まったく無個性な」と形容されようが、
某ビッグ・メゾンにうまいとこだけ搾取されようが、
やっぱりA.P.C.に対しては絶対的な信頼感を抱いてしまう。
ますます、A.P.C.、というか、ジャン・トゥイトゥが好きになりました。

あ、でも展示会で見た秋冬のコレクション、オム、
全体的に横幅が広がったような印象を受けたのだけど…。
by cherchemidi | 2005-05-17 11:50 | à la mode
Méditerranée ?
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ここ数年の通例として、ゴールデンウィークになると海へ。
地中海に行きたかったけど、そんなお金も時間もなかった。
で、瀬戸内海です。
一日のうちに飛行機に乗ったり、3回も船に乗ったり。宮島で数時間を過ごした。

以下、言い訳。

昨年末セバスチャン・テリエとRobが来日した際、最初の夕食での席での話だったと思う。
彼らはこれまでいろいろ旅をしてきた中でカリブのとある島が
これまで訪れた中で最高の場所だったということを力説して聞かせてくれた。

それから東京で2回のコンサートを終えた彼らは、一週間のオフで京都をはじめ
日本を旅してくると言って出かけた。
前にも書いた通り、セバスチャンとは以前に京都は旅行した。
今回は彼女も一緒でぜひ一緒に訪れたいというようなことだったらしい。

12月、日本での休暇。
フランス人は一年中どこでも休暇をとることしか考えていない、
そう見えるのはきっと自分だけではないはず。

数日後、東京に戻ってきた一行、最後の晩にまた飲もうということで新宿へ。
雨だった。
「京都はどうだった?」という質問をするよりも前に、
「京都が素晴らしいのはもちろんだが、宮島という小さな島に行ったのだが、
これが素晴らしく、これまで訪れた中で最高の場所だった…」と語り始めた。
そのカリブのとある島は比較にならないらしい。
12月の瀬戸内海…。そんなものだろうか…?といぶかしげな僕に、
「行ったことあるでしょ?」 とたずねられたが、
自分は宮島は単なる地名ではなく、実際に島なのだ…ということを
そのとき初めて知ったほどに無知で興味を持っていなかったのだ。

台風の後で映る厳島神社の映像くらいしかイメージがなかったのだから。

というわけで、彼らが、それは「あり得ない(C'est Pas Possible)」と騒ぎ立て、
(※まったくの余談だが、最近よく使われる「ありえね〜」などの表現は
フランス語の常套句「C'est Pas Possible」の直訳から広く浸透した…と考えております)
じゃあ、今度機会を作って行ってきましょう…というわけだった。

宿泊するでもなく、午後を過ごすだけの宮島訪問はもったいなかった。
ほんとうは島をもっと歩いたり、ロープウェーなどで高い所にも登らなくては…。

ただ、季節は完璧で、これらの写真とともに
宮島の旅の話をセバスチャン、Robに伝えようと、
思ったのだけど、彼らのメールアドレスを持っていないことに気付いた。
エアメールでも送ってみようか。

結論としては、宮島はもちろん神社も鹿もサントロペ(?)も素晴らしかったのだけれど、
海が好きな僕は宮島へは海を渡ってでしか行けないという点が一番好きだった。

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| 宮島 | photo:SK avec l'appareil-photo Panasonic DMC-LC1 |

by cherchemidi | 2005-05-11 21:04 | monologue
LA MER 4
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by cherchemidi | 2005-05-11 20:40 | photo
LA MER 3
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(クルージング つづく)
by cherchemidi | 2005-05-10 17:07 | photo
LA MER 2
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(海 つづく)
by cherchemidi | 2005-05-09 23:40 | photo
LA MER 1
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おきまりですが、やっぱり海に行ってきました。(つづく)
by cherchemidi | 2005-05-09 23:15 | photo
Technologic
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c0075562_1992917.jpgおやすみムードを払拭するために、
目に力が入ったキャラを貼付けておきました。

DAFT PUNK
Technologic


気持ち悪いけどクセになる3回連続リピート必至のニュー・ビデオ。完成だそうです。
DAFT PUNKの二人、こういう三味線兄弟、って日本にいましたよね。
by cherchemidi | 2005-05-09 19:09 | de la musique



par 梶野彰一
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