カテゴリ:j'aime le cinema( 47 )
Marie Antoinette
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PHOTO: Leigh Johnson
(c) 2006 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.

観てもいない映画について、勝手に宣伝用のスチールを使って語る(多くのブログや日記にはよくあるようですが…)のはいかがなものかと思いながらも、待ちきれません!のでご容赦を。

ソフィア・コッポラ監督の「マリー・アントワネット」
フランスでは先日のカンヌ映画祭を皮切りに5/24に公開されました!

カンヌでの評価はさっぱり…だったようですが、
いや、そもそもヴェルサイユを、フランスの宮殿を英語で描いた時点で評価はキビシいのは彼女自身でも分かっていたような発言もあり、いや、ソフィア・コッポラの撮る映画はそういうレベルで与え得る評価はまったくアテにならないと思うのですよ。
(普段は100%、いや80%くらいはカンヌの評判を信頼してる自分ではありますが…)
悲劇の女王さま、デカダンスの象徴、美しく若いマリー・アントワネット…彼女の物語をソフィアが撮るということは、予告編を観るだけで、これはヴェルサイユ宮殿を舞台にした「ヴァージン・スーサイズ」。主演のキルスティン・ダンスト、最近スパイダーマンやウィンブルドンではヒドかった(失礼!)彼女もソフィアとの最高のコンビネーションの配役に輝いているように見えます! 

とりあえずは、はやくパリでフランス語のサブタイトルで観たいのです!
LADUREEがマリー・アントワネットのために作ったマカロンを食べながら観たいのです!

そしてソフィアとトマに祝福を!



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PHOTO: Leigh Johnson
(c) 2006 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.

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by cherchemidi | 2006-05-30 00:51 | j'aime le cinema
THUMBSUCKER
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| THUMBSUCKER | A Film by Mike Mills |


先日、この映画のスティール写真集ことを書いた直後に、奇遇にも完成披露試写のお知らせが届いたのである。
マイク・ミルズの(ほんとの意味での)初監督作品「THUMBSUCKER」、
本日、いちはやく観せて頂いた。

始まった瞬間に、えも言われぬ感動に襲われる。
オープニングタイトルの3分だけで、一冊の写真集に相当する感激。
マイク・ミルズといえば、自分にとってのある時期(2000年を挟んだ数年間)、最高のヒーローであったわけだから当然だ。

ストーリーはといえば、文字通り“指しゃぶり”の少年が次第に大人になっていくイニシエーション・ストーリーで、かつては少年だったという者なら、どこかしらに共鳴したり、感情移入しやすいというものだろうけれど、マイク・ミルズの場合は、これに「いつまでも子どものまま…」的なある種のエックス以降の世代の喪失感と達成感を同時に入り交じらせて、いつまでも子どもでいたい症候群の共鳴さえも受け入れながら、サバービアのリアリズムを描くのである。

キャスティングも絶妙。
結局は何も教えてくれない父親、に代わる、イニシエーターとしての重要な役をまかされたのはキアヌ・リーヴス。これが最高の配役で、これまで「マトリックス」なキアヌ様には嫌気がさしていた男(とはいいながら、マトリックスはDVD買ってしまったけど…)ではあるが、一気に好きな俳優になってしまった。(これは、「トップ・ガン」時代、見たくもなかったトム・クルーズが「マグノリア」以降、好きな俳優になったときの感覚に似ていた。)

そしてストーリーよりもキャスティングよりも、やっぱり「光」である。
そのボスウィック先生やホンマタカシ先生の写真をムーヴィにしたような屋外でのシーンはすべてのコマが1枚の写真としても成立するくらいに完璧な光のコントロール。
さすがヴィジュアリスト、いまさらそのセンスをここに書くまでもないであろう。

ジャック・スペードの製作で作った短編ドキュメンタリーのオムニバス「PAPER BOYS」やAIRのヴィデオクリップ「ALL I NEED」に重なってしまうワンシーンもあり。

昨年末から予習済みのサウンドトラックはやっぱり、ロストな思春期にぴったりハマったElliott Smithの4曲、そしてThe Polyphonic Spreeは別で書いたミランダ・ジュライの「ME AND YOU AND EVERYONE WE KNOW」のVirginia Astleyを思い出させてくれた。

ミランダ・ジュライとの必然的なリンクは、サバービア感とかそのレベルではなく、キーカラーとしてのピンクのさし具合とか、この他にもどっさりあり、劇場にて要確認。

やんわりとした空気でつづくやるせない感情とゆるやかな興奮、そして、ラストシーンでは不覚にもほぼ泣いてしまっていた。
はじめて「ヴァージン・スーサイズ」や「ロスト・イン・トランスレーション」を観た時の感じを思い出した。(ソフィアやミランダが「ガーリィ」ならば、マイクは「ボーイィ」…)

観終わって、出口で知り合いを見かけたので声をかけたら、彼女は号泣していた。
僕の涙には気付かなかったはずだ。

I AM WORRIED ABOUT MY FUTURE, JUST LIKE YOU.
by cherchemidi | 2006-05-24 20:02 | j'aime le cinema
.... suite
前のエントリーを見てか(?)、DAFT TEAMよりELECTROMAの写真が届きました。
ものすごそうです。もう写真だけでシビれました。

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ELECTROMA, Un Film de Guy-Manuel De Homem-Christo & Thomas Bangalter
(C) DAFT ARTS

そして昨日はカンヌ、ソフィアの「マリー・アントワネット」でしたね。
どうだったのでしょうか、カンヌのみなさま!
by cherchemidi | 2006-05-24 19:10 | j'aime le cinema
ELECTROMA
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| ELECTROMA | Un Film de Guy-Manuel De Homem-Christo & Thomas Bangalter |

全然話題になってなかったけど、DAFT PUNK 彼ら自身が監督した初の映画が、カンヌ映画祭で公開になりました…。
カンヌには行っていないので、観ていません。

東京で、カンヌのオープニングを飾り、不評を買ったという「ダ・ヴィンチ・コード」を観てました。
小説と映画を比べたり、エンターテイメントど真ん中の映画を、作家性の高い作品と同じベクトルで評価しようとするのだから、「不評」、というのも仕方ありません。

パリが舞台なのだから、いくら不評でも観るしかないのです。
数年前、ソフィー・マルソー主演の「ルーブルの怪人」さえちゃんと観ましたよ。
去年の「オペラ座の怪人」もちゃんと観ましたよ。まあ、どちらもヒドかった…。

で、DAFT PUNKの「ELECTROMA」、近いうちに観れることを期待しています。

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by cherchemidi | 2006-05-23 02:42 | j'aime le cinema
ME AND YOU AND EVERYONE WE KNOW
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さっきの「THUMBSUCKER」で、思い出したのでちゃんと紹介しておきます。
ミランダ・ジュライの初監督作品「ME AND YOU AND EVERYONE WE KNOW」
日本語タイトルは「君とボクの虹色の世界」
なんと、サイト調べてたら、すでに公開中でしたよ!!
この春に絶対観ないといけない映画、3本のうちの1本(あと1本はもちろん「BROKEN FLOWERS」ですよ)。とにかく新鮮でチャーミングな映画なんです。
ストーリーもキャストも、カラフルなフィルムの色も、なんだか「無印良品」みたいな音楽も、とにかくヌケ具合がバツグンにいい感じ。
ほんわかとした眩しさと奇妙な幸福感、どこがというわけでもなくではなく、結末がというわけでもなく、すばらしくオリジナルな映画だと思いました。
昨年のカンヌでカメラドールを受賞というのも納得です。
ずいぶんと前にパリだかロンドンだか飛行機だか…で観たと言う友人から話に聞いていてすごーく期待していましたが、実際試写会で観せて頂いて、期待以上でした。
エンドロールで流れるヴァージニア・アストレイの曲、これ、僕も10代の頃に聞いてたよ…と思い出し、即サントラも購入してしまいました。

ちょうど同じ時期にジャームシュの「BROKEN FLOWERS」を観て、私、不覚にもちょっとアメリカの映画づいておりましたことをここに告白します。
確実にアメリカン・ニュー・ニューウェイヴ(そんな呼び方は誰もしていませんよ!)、来てますよね!

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| ME AND YOU AND EVERYONE WE KNOW | a film by MIRANDA JULY |
by cherchemidi | 2006-04-22 22:30 | j'aime le cinema
Thumbsucker
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| THUMBSUCKER | PHOTOGRAPHY FROM THE FILM OF MIKE MILLS |

とにかく早く観たいマイク・ミルズの(実質的な)初監督作品「THUMBSUCKER」
ボスウィック、マクギンレイ、タカシ・ホンマ、そうそうたるメンバーによる映画からの写真集。
もちろんサントラはすでに予習済みです。

あ、パートナーのミランダ・ジュライ「ME AND YOU AND EVERYONE WE KNOW」
とりあえずはこちら、激しく推薦です。素晴らしすぎました。
アメリカン・ニュー・ニューウェイヴ。
ずいぶん前に試写を観させて頂きながら、流行通信でも紹介できなくなってしまい、
ずーーーーっと放置のままでした。。。
もう一回観に行こうと思います。
by cherchemidi | 2006-04-22 22:10 | j'aime le cinema
Sheitan
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フランス映画祭期間中の金曜深夜、急遽公開、さらに監督の来日も決まった作品「Sheitan」を観るはめに…。
なんて消極的な書き方をしたのも、ポスターをご覧頂ければ一目瞭然のホラー。僕はあまりホラーというものに興味がないのです。いくらフランス映画とはいえ。
さらに映画祭中の劇場で予告(ぜひオフィシャルサイトから観て下さい…)を観て、いくら好きなヴァンサン・カッセルが主演だからといって、そんな血が飛び散るようなホラーは観ないぞ、と決めておりました。
TTCやらその周辺から出てきたという監督、キム・シャピロンのことを聞いても…さほど心は動かず…。

実はその夕べにはNOUVELLE VAGUEとして(あるいは個人的にはVOLGA SELECTとして)知られるマルク・コランと彼女のマリナが来日していて(彼女のCDのジャケットもデザインさせていただきました…)、またもお決まりの日仏学院ブラッスリーでのコンサートに顔を出し、そこでBUREAU EXPORTのY嬢に映画のチケットとともに誘われるという、理由があったり。
さらにその直後には、また「高いところに昇れるし…」というのが主なきっかけでのぞいた「WING SHYA」のエキシビジョンのオープニング・パーティ。六本木ヒルズ52Fにちょうど映画の始まる直前の23時半まで居合わせた…なんて都合の良すぎる物理的要因も加わって、結果として、すでに積極的にそのスクリーンへと向かかう決意を固めてしまったのです。

直前にまたも劇場でヴァレリーと出くわし、「さあ! アニエス・ベーのパーティ(フランス映画祭関係者がたくさん参加してた神谷町で行われていたパーティ…)に行くわよ! はい、車に乗って!」というお誘いさえも、ギリギリ車の前まで行きつつも、「やっぱり行けません…」と断ってしまうほどに…固い決意(笑)。

ああ、果たして、そんな経緯で何故かスポッと観に行ってしまった「Sheitan」

結果は、最高でした。
全然ホラーじゃない! 
面白すぎる。安直なこんな言葉で恥ずかしいけど、ヤバすぎです。
ヴァイオレンス、ドラッグ、セックス、スプラッタ、…どうみてもネガなファクターが並びながらも、フランスの田舎で暮らす叔父の役に見事にはまったヴァンサン・カッセルが登場した瞬間に、全てがOK、笑って楽しめる映画になってしまったのです。
この作品も今後絶対日本公開が決定することを祈って(笑)、これ以上のネタばれはなしにしておきますが、弱冠何歳? 明らかに20代中頃のキム・シャピロン監督、一気にファンになりました。
あんなヤバいヴァンサン・カッセル、他では見られないと思います。
(そして、この映画のヴァンサンがヤバすぎて、やっぱり、もう日本では見れない…かも…と不安になってしまいました)

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断然、この「シェイタン」、今回の映画祭の僕のウラ・ベスト作品でしたよ!
さすがに深夜のスクリーン7(いつもは「スターウォーズ」や「ナルニア国物語」みたいなのやってるヴァージン・シネマ最大のスクリーン)には人もまばらでしたが、これは観て損はなしの傑作・問題作でした。
フレンチ・ヒップ・ホップ…という切り口もあったりで…。
無理矢理誘ってくれたY嬢、そしてこんな問題作を招待してくれたユニ・フランスさんに感謝!


ちなみに、今年のフランス映画祭でのベストはと聞かれたら、僕の場合は、唯一の賞である観客賞を取った感動の「戦場のアリア」なんかではなく、絶対に絶対にミヒャエル・ハネケ監督の「隠された記憶」でした。

もうある意味「ピアニスト」以上の問題作です。
全然別のベクトルに最高なのです!

これはまた別の機会に書きます。
いや書けないことだらけなのです。
by cherchemidi | 2006-04-07 02:16 | j'aime le cinema
Palais Royal !
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| Palais Royal ! | un film de Valérie Lemercier |

3月は映画ばっかり観ていました。
いくつかはレヴューのため。でもほとんどは趣味です。
今回はフランス映画祭、4日間で15本くらい観させて頂きました。
最高なのもいくつか…。最低なのもいくつか…。

フランス映画祭2006、前売りも完売だったという(僕は発売直後すぐに買いました…)、人気作品のひとつがヴァレリー・ルメルシエ監督・主演の「Palais Royal !」でした。
そもそも、ヴァレリーが映画を撮っている最中から、本人を含めその周囲からいろいろお話を聞いていて、完成を前に期待は膨らみっぱなしでした。
で、ついにスクリーンで観たこの映画、期待を裏切らず爆笑のおもしろコメディでした。

ざっくり言えば、突然、女王になってしまうヴァレリーが演じるアルメルが、架空の某国の王室を舞台に巻き起こすドタバタ・フレンチ・コメディなわけですが、国王の母の役には貫禄十分のカトリーヌ・ドヌーヴが脇を固めています。
王妃と王母の確執やら、国王のスキャンダルやらをおもしろおかしく描いてます。
どこの国ってわけでもないですが、フランスの周りの王室のある国家(英国・モナコ・ベルギー・オランダ…)なんかをちょっと思わせるエピソード、アイロニーたっぷり、タブーすれすれの笑いもあって、ヴァレリーの本領発揮というところ。
途中、ニッポンの皇室がちらりと描かれるシーンもあって、この表現のせいで日本公開がビミョウな気もしてしまったのは僕だけではないはず…。

映画終了後、ヴァレリーとプロデューサー2人(ひとりはなんとGaumontの取締役さんでした…)とともにバーに誘ってもらうも、翌日も朝から映画漬けの予定だったため、そんな話をしながら2杯だけごちそうになって失礼しました。
とはいえ、彼女たちも今回は2泊3日とかの強行スケジュールでした。
なんとヴァレリーはニースで次の映画(出演のみ、またもドヌーヴと一緒だとか…)の撮影中だそうで、ニースへと帰って行きました。

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ヴァレリーは初めて会った時から、全然変わらずチャーミングで、いつもいい香りがします。(&いつもボーイフレンドと電話番号が変わっています…)

「フランスでは女優さんに対しては、いくつになっても『マドモワゼル』で呼ぶのよ…」と昔教わったことを思い出しました。

最後にこの映画に関して、いろいろネームドロップをしておくなら、
音楽はベルトラン・ブルガラ。タイトルバックはCatch Me If You Canでハリウッドにも認められたクンゼル+デガ。おまけでプロモーションのためのバッグをオランピア・ル・タンが作ってました。

日本公開が決定すること願って、一応ここではネタばれなしでレヴューしてみました。
ここはぜひ各映画会社さんに日本でのディストリビュートを切にお願いしたいものです!

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「カンパ〜イ」
by cherchemidi | 2006-04-02 18:25 | j'aime le cinema
Festival du Film Français 2006
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本日スタート、フランス映画祭2006。
今年からは恒例だった横浜からお台場&六本木に舞台を移し、さらに大阪でも同時開催。
規模も大きくなって、時期も6月から3月に早まりました。
なんだか新しい映画祭みたいで新鮮です!
前売チケットが発売後すぐに売り切れてしまったミヒャエル・ハネケ監督の「隠された記憶」はもう観る前から賛否両論必至の話題作の予感ですが、個人的には今年の目玉はなんといってもヴァレリー・ルメルシエ監督・主演の「パレ・ロワイヤル!」。
ヴァレリーもこの映画祭では「カドリーユ」以来、監督・女優(もう一作「オーケストラ・シート」にも主演しています)として来日。
個人的にはちょうど去年、「パレ・ロワイヤル!」を撮り終えた桜の季節に、東京で会って以来、一年ぶりの再会(とここまで書いて思い出した、7月のパリでもちらりと会ってました…)。
そんなわけで、ヴァレリーの2作品もあるし、ミヒャエルもあるしで、今年はフランス映画祭に向け、完全にスケジュールを空けて備えてますので、本日からはお台場&六本木に入り浸りで、フランス映画、観れるだけ観てきます!


フランス映画祭、公式ホームページはこちら
AppleのQuick Timeのページ(こちら)でもいくつかの予告編を観ることが出来ます。
by cherchemidi | 2006-03-15 02:47 | j'aime le cinema
Notre Musique
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「寝てでも観なくてはいけない」という自分への責任を課すためか、
ゴダールの映画は前売り券を買うのが正解。
俺もそうした。何ヵ月も前に。
そして上映終了ぎりぎりに駆け込むのである。つい先週に。
平日の日比谷の劇場は、予想以上に混んでいて(といっても空席は充分あったのだが)、
学生らしき若者以外は、自分を含めていったい何を生業としているのか不詳な大人がずらり横並び。
相変わらずのトーンで幕を開ける「Notre Musique」。
ストーリーは三部構成だった(らしい)のだが、すでに二部の始まり、それはストーリーがようやく展開し始める段階であるが、心地よいクラシックのカットアップと映像の中でゴダールの世界にどっぷり。
ごめん、予想以上に早く眠りについてしまった。
結局の所いくつかの美しい映像と、理解できない言葉、楽しく編集された音楽が残存しながら、大きな疑問符とともに劇場は明るくなった。
この際だから正直に告白すると、80年代の作品以降、ゴダールの映画で睡魔を感じなかった作品はない。
俺が理解できる言葉が少なすぎるのでしょうか、蓮實先生。
高尚で甘美な芸術と思想に、自分はどれだけ無縁なのかをまたしても知らされながら、いくつかの鮮烈な音と画だけが今回の作品の印象として残された。
「Notre Musique」。私たちの音楽。
フランス版のポスターはとてつもなく美しい。
残酷な世界へのゴダールからの手紙。
あるいはいつものひとりごとのような映像の集積。

by cherchemidi | 2005-11-24 20:17 | j'aime le cinema



par 梶野彰一
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