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Amour de Saint-Tropez
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クリスマスの少し前、南仏サントロペを訪れた。
パリでは雪が降っているというのに、幸運にもサントロペでは太陽に恵まれた。

実は3度目…ただし今回はほぼ10年ぶりとなる訪問。そして初めての冬のリビエラである。

かつては「南仏のサンジェルマン・デプレ」とも呼ばれたこのスノップな港町を知らしめたのは、たぶんブリジット・バルドーの存在が大きいのだろうけど、90年代当時、僕をその地にいざなうきっかけとなったのはなによりもSampéのイラスト集「Saint-Tropez」(Amazon)であり、マリー・ラフォレが「Sanit-Tropez Blues」をつま弾く映画「赤と青のブルース」(Amazon)であった。


ニース空港から長い旅路を経て深夜にその港町に着いた時から僕の気持ちは昂っていて、ホテルに着くと、いてもたってもいられずベッドに入る前に港まで深夜の散歩をしたほど。


もちろん朝は太陽が昇る前に目覚めた。

冬の冷たい太陽の中、10年も前の記憶の中の地図をもとに散策する。面白いくらいにいろいろな思い出とともに小径と小径が繋がっていく。

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パリ以外での町での春夏のファッション撮影という任務を果たすなら、今、この港町以外には考えられなかった。そう、もちろんカフェ・セヌキエでのCHANELのクルーズ・ラインのショー、そしてAndréのホテル・エルミタージュ…。

そして何よりかつての自分がエルベ・シャプリエのリュックを背負って歩いていた町に帰ってみたかったのだ。
僕も何も変わっていないけど、愛しのサントロペも大きくは変わっていなかった。
ただ冬のこの町は夏の喧噪と倦怠とは別の顔が見え隠れして、興味をそそる。

(つづく)

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| Amoure de Saint-Tropez | photo: sk |
by cherchemidi | 2011-02-25 18:51 | photo
Photo du Jour
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| photo: sk |

おみやげ屋さんのすみっこにホコリをかぶってるような年代物のスノードームを買うのが旅先でのちょっとした楽しみである。
こちらは、この冬の「大雪のパリ」を記念したかのような雪が多すぎるスノードーム。
この冬のベスト・スーヴィニール・ドゥ・パリだったかも。
by cherchemidi | 2011-02-15 00:42 | photo
Kanazawa sous la neige
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冬の金沢を訪れるなら、そこに雪があった方がいい。
というのは単なる旅情で、実際その町に住む人にこの厳しい寒さというのはどういうものなのだろう。


羽田空港の青い空を飛び立って小松空港に着いて、ちょうど車で金沢市内に入る頃から雪がちらつき始めた。映画の冒頭のような、しなしなとしたその雪の降り方におののきそうになる。


今回はメゾン・マルタン・マルジェラが金沢にブティックを出すと言うので、黒崎さんに誘って頂き鈴木編集長と取材に訪れた。目抜き通りの2階からの窓越しには向いの屋根に積もった雪が見えて、真っ白なマルジェラの内装といい具合にリンクしていた。

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今回の2月の金沢、これが僕にとってラッキーなタイミングだったのは21世紀美術館でホンマタカシの「ニュー・ドキュメンタリー」を見れたことだ。
4月から東京にも巡回するそうだけど、やっぱりあの白い美術館で見たかった。

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「ニュー・ドキュメンタリー」の冒頭を飾るのは、真っ白な雪に血の痕跡をとらえた「Trails」のシリーズの大きなプリントが埋め尽くす白い部屋で、外の雪の白との奇妙なシンクロがますます僕の感覚を狂わせたのかもしれない。

今回の展示はその会場ならではの趣向を凝らしたもので、あるいはそれのせいなのか、正直、僕は頭の中にいくつかのやきもきを残したままで会場を後にしなくてはならなかった。
「新しいドキュメンタリー」の言葉を、「写真」の「真」の文字を、どのように解釈するのかということなどを巡らせながら。
うまく編集、デザイン(もちろん服部先生です)された図録を手に、ホンマタカシ写真の威力を感じながら。
そんなわけで、僕は翌日にもう一度会場に足を運んで展示を見なおしたほどである。




そして今回の金沢で撮った雪の入った写真。
白の多い写真はどこまで白を白くするかという点がとても難しい。


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| photo: sk |
by cherchemidi | 2011-02-14 17:55 | photo
et tous les jours...
アンリ・サルヴァドールとの一日。
もう一本フィルムが見つかりましたので、カシスでのクルージング、いくつか写真を追加しておきます。

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| Casiss, La Méditerranée 2001 | photo: sk |
by cherchemidi | 2011-02-14 16:00 | photo
Bonne Année !
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ひさしぶりに東京でゆっくり年を越す。
穏やかな元旦の朝、明治神宮へ初詣。

今年もよろしくお願いします。

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| photo: sk |
by cherchemidi | 2011-01-01 15:06 | photo
Photo du Jour
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| photo: sk |


CDG / NRT
by cherchemidi | 2010-12-28 00:24 | photo
ISE, la terre sacrée
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| 外宮 | photo: sk |

伊勢には外宮、内宮、そして多くの別宮が存在する。
初めてのお伊勢参りは2008年の3月のことで、効率よく外宮〜内宮〜猿田彦神社〜月讀宮と回った。
今回は時間にも余裕があって、ふたつの「つきよみさま」月夜見宮、月讀宮を巡ることも出来、外宮・内宮、そして猿田彦神社は2日連続でお参り出来た。

月讀宮はそのアプローチと4つの宮がずらり並んだ様子がとても好きで、はっきりと覚えていた。
それから某ブログでも書かれていたのだけど、僕は以前より猿田彦さんという神様が好きで、この神社に行くのを楽しみにしていた。

猿田彦さんに興味を持ったのは、手塚治虫の「火の鳥」シリーズ(Amazonで大人買い)で、そこにしばしば登場する猿田さん、サルタヒコさんがきっかけだ。その後、神話の中で猿田彦さんは海で貝に手を挟まれて溺れ死んでしまう…とか、旅の神さま、あるいは天狗…といったような解釈も知って(詳しくはWikiで)ますます興味を持った次第である。

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| 月讀宮 | photo: sk |
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| 猿田彦神社 | photo: sk |

そんなわけで、神さまがたくさんいらっしゃる伊勢、五十鈴川は歩いているだけでとても気持ちよい。
それに伊勢うどんや赤福だけじゃなく、おいしいものもたくさんあるし…。
さて次に行けるのはいつになるんだろうかと今から楽しみにしている。

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| photo: sk |
by cherchemidi | 2010-11-22 17:46 | photo
ISE, Le Rayon de Soleil
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| 伊勢神宮, ISE | photo: sk |

二度目のお伊勢参りはかねてよりの念願だった「朔日(ついたち)詣り」。
毎月一日の早朝に神宮にお参りして、おかげ横町の朝市でお粥をいただくという慣わしがあると知ってから、いつか訪れてみたいと思っていた。

先月の霧積からの帰路の車中、ヒロシさんとデッツさんおふたりの地元である伊勢の話題、「次はどこに旅しようか?」という話題が重なって、「ぜひ伊勢の朔日詣りを案内してほしい」という図々しい申し出が実現して、11月1日の伊勢行きが決定したという次第。
その旅の詳細は次号のhoneyee.magで。

その朔日詣りの翌11月2日の朝もひとり日の出の前から神宮へ向かった。
空気は冷たく、気が引き締まる。
御正宮の前に着いた頃、ちょうど日の出を迎えて朝陽を浴びる。

御正宮をお参りした後、荒祭宮へ向かう参道からは正宮を斜め後ろから拝むことが出来る。
ちょうどそのお社の後ろから木々の間を抜けてくる強い朝陽。
太陽の神様である「天照大神(あまてらすおおみかみ)」を祀るだけあってか、そこで目にしたものは今までに見たことのないような光の輪。
シャッターを切ったら嘘みたいに丸く輝く光が何枚も写っていた。
(つづく)

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| photo: sk |
by cherchemidi | 2010-11-19 21:12 | photo
Photo du Jour
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| photo: sk |

パリと東京は数えきれないほど往復しているのに、アメリカには全く縁がなかった。
単純にアメリカに興味がないというより、あるいは積極的に避けていたのである。
40歳になってようやく初めてNYの地を踏んだ。
ヴェルサイユからのお誘いだからと重い腰を上げた。
偏見と潜入感は当然のようにたっぷり蓄積されている。
そんな僕の到着を予見してか、マンハッタンは時にふれ美しい景色を見せてくれた。

さすがに今になって、この街に住みたいとは思わなかったけど、時にはその慌ただしい刺激を享受するのも悪くないと思った。

本当のところ、一週間くらい滞在ではこのビッグ・シティの規模さえとらえきれないままで帰路につこうとしている。
とはいえNYで会っていたのはほとんどがパリジャンと日本人だけでなのある…。
by cherchemidi | 2010-10-22 00:59 | photo
Photo du Jour
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| Lafyette Avenue, Brooklyn | photo: sk |

メトロに乗って、マンハッタンからブルックリンに着いた。
外に出た瞬間、空が広くてうれしくなった。
by cherchemidi | 2010-10-18 14:09 | photo



par 梶野彰一
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