Vin de Siné
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| photo: sk |

以前にここでアンリ・サルヴァドールの引退コンサートのことを書いた際、
断りなくお名前を出させてもらったサルヴァドール委員会、名誉会長の
岡本氏からその数日後にメールを頂いた。
ご存知の通り、岡本氏は現在、雑誌kunelの編集をされているわけであるが、
その音楽ページで久しぶりに「フレンチ」を取り上げることになったのでぜひお話を、という旨。

何枚かの「フレンチ」なレコードをkunel対応(UFFIEはなしで、という意味)で選んだわけだけど、
そのページの原稿自体はキャプションも含め岡本氏自身が取材をして書いてくれるとのこと。
さっそく早起きして(kunelですから)朝イチで取材を受けた。

そのままランチで、ル・ブルターニュへ。
うれしいことに最近の表参道裏の大再編によって、わがアトリエと同じ通りに引っ越してきたガレットのレストラン。
ブルターニュ出身の某キツネのジルダと、なぜかここで2度か3度食事をした。
(オペラのうどんレストランに連れて行かれるのと似ている)

ともあれ、シードルもシャンピニオンも塩バターキャラメルもキャフェも平らげたのだけど、フランス音楽の話は尽きない。おそらく岡本氏と椅子に座ってゆっくり話したのは2、3年ぶりだったように思える。
そんなわけで、取材は終わらず、また後日続きを…ということになった。

岡本氏のほんのりしたブログが好きで、スタート時からずっと愛読している。
なんといってもその語り口とポラロイドが素敵だ。
そもそもfablogのおかげでブログというフォーマットがOUTじゃないかもと、
認識をあらため、ここに自分のアカウントをサインしたのだ。

そのブログでも登場した「Sinéのワイン」。いくらヴァン・ド・ペイだろうが、
これはどうしても飲まなくては…とジャケ買いの悪い癖は治らない。
そんなル・キャバレ熱が高まっていたそのタイミングで、次の取材の約束を頂いたとき、
僕は迷わず取材場所にル・キャバレを指定してしまった。

岡本氏の夕食の時間は18時なのだそうで…、待ち合わせ時間は18時。
テーブルの予約はもちろんであるが、岡本氏は気を利かせてこの「Sinéのワイン」も予約してくれていた。
数本しか入れていないであろうそのボトルは、決して高価なものではないものの、
Sinéのイラストの通り、まだぶどうのフルーツ感の残るフレッシュさ、ああ、これぞブラッスリーのグラスワインという感じ。
驚いたことに栓さえもコルクではなかった(笑)。

もちろんその後にグラスで頂いた別のブルゴーニュは香りだけで、もう別格。
フランス音楽の取材が終わったのかどうかも分からないまま、
その夜、僕は延々とワインばかり頂いていた。
本当のところはフランス音楽のはなしだけではなく、
さんざん話したつもりでいたが、お店を出てもまだ22時前であった。

ボトルも忘れずに、ちゃっかり頂いて帰った。
翌日写真を撮ろうと思い、反射的にポラロイドの690。
同じカメラ、同じ被写体で「きょうのいただき物」。
勝手にポライバルに宣戦布告というわけではなく、返歌のようなものである。
どうしたって、僕の写真は色が濃いようだ。

ボジョレー地区、モルゴン村のマルセル・ラピエールのヴァン・ド・ペイ。
机のわきに転がっていた「フランスワインハンドブック」を広げてみれば、なんとも有名な
マルセル・ラピエール。さらに彼の作ったモルゴンも以前飲んだことがあるのが判明した。


さて空気も乾いて、にわかにワインがおいしくなる季節、今日もランチからワインを忘れません。
同時に秋深くなると、急に恋しくなってしまうのが、フランスの音楽で、
これについては、kunelの次号にて掲載予定…。
by cherchemidi | 2007-10-23 14:09 | et cetera...
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par 梶野彰一
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