| Michel Gondry | photo: sk | 2006年に観ておきたい最後の映画だった「La Science des Rêves(恋愛睡眠のすすめ)」。年末の完成披露試写でひとあし早く観せて頂いていた。 ミシェル・ゴンドリーの最新作であるが、あまりにも新鮮な作品でむしろ「ヒューマン・ネイチャー」なんかよりも、ずっとデビュー作のような初々しさ、フレッシュな空気を感じる作品。Oui Oui(かつてエティエンヌ・シャリーとともにやっていたバンド)時代に彼自身が制作したPVを彷彿させる手作りで箱庭な世界観。 ゴンドリー監督のナイーヴで繊細、さらに本人の言葉を使うなら「カオティックでロマンティック」な面が前面に出た作品。シャルロット・ゲンスブール…というキィワードに惑わされることなく(笑)、素晴らしい映画。 フランス映画祭での来日、念願の対面&取材のあと、再度観させていただき…感無量になる。隣で観ていたフランス人女性はエンディングで泣いていて、つられそうに…。 分かりやすい感動ではないにしても、きっとまた、あのあたりの琴線に触れてしまうのである。 挿入歌(ヴェルベッツ「After Hours」の替え歌!)とエンディングの2曲が素晴らしすぎて、昨年末、観た直後にサウンドトラックも購入したのだが、やっぱりエンディングの2曲は感情移入しやすい映画音楽というのを抜きにしても名曲だった。ズルい。 そして映画を鑑賞した夜、おきまりのBaronでまたも遭遇…。 インタヴューと撮影したポートレートは流行通信・次号で掲載予定。 「恋愛睡眠のすすめ」はGWより渋谷シネマライズほかにて公開。
by cherchemidi
| 2007-03-18 17:22
| j'aime le cinema
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