MATCH POINT
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| MATCH POINT | A Film by Woody Allen |

10代の頃の自分はと言えば、好きな映画監督のひとりにウディ・アレンを必ず挙げていたような気がするが、それは「アニー・ホール」だったり「カイロの紫のバラ」「ハンナとその姉妹」だったりが好きだったからという短絡的なもので、ある時期から、彼の映画は一切観なくなってしまっていた。
とにかくしゃべりっぱなしのニュー・ヨーカーのテンポに疲れてしまったから…かどうか定かでないが、どっちにしても僕の好きなフランス映画のまったりしたそれとは明らかに別物のウディ・アレンの映画は予告編さえ興味をそそらなくなってしまっていたのである。
そんなウディ・アレンが今回初めて、舞台をニュー・ヨークからロンドンに移して撮ったという「マッチ・ポイント」は去年のカンヌでも話題だったようで、さらに主演がスカーレット・ヨハンソン…。今回、僕がウディの新作を観るための言い訳はこのくらいで十分だろうか(笑)…。
そんなわけで、完成披露試写へ。。。
すごく面白い!
しゃべりすぎ、テンポはやすぎといった、僕の中でのティピカルなウディ・アレン節はやっぱり全開なものの、ストーリーの巧みさに引き込まれる純粋に面白い映画で、しばらくのウディ食わず嫌いを払拭する面白さ。
テニスのマッチポイントでネットに当たったボールになぞらえられる、数奇な運命。「LUCK」によって大きく人生を翻弄される、ある意味でサスペンス、ある意味でコメディ。ロマンスではなく、その語り口はまぎれもなく寓話。
さっそく近所のウディ・アレンをカリスマと仰ぐニュー・ヨークかぶれの友人にもその旨、報告。
今、あらためて好きな監督は…と聞かれて、まだウディの名前を挙げるまでには成長できなかったものの(笑)、今年観た映画でよかったものは…と聞かれたら多分10本のうちには入る…(結局は去年のカンヌ絡みばかりだが…)。
ただ、期待していたスカーレット・ヨハンソンに関して言えば、個人的にはやっぱり「LOST IN…」や「真珠の耳飾りの少女」あたりの役を演じる彼女の方が好きでした…。

晩夏公開とのこと。乞うご期待!

そういえば、むかしから多くの友達に「え! NYに行ったことないなんて…」「絶対NYが好きになるはずだ…」みたいなことをよく言われるのですが、やっぱり僕にはなじめる自信がありません…。パスポートにはヨーロッパのスタンプしか押さないまま年老いそうです。
by cherchemidi | 2006-06-26 12:15 | j'aime le cinema
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par 梶野彰一
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