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新津保建秀「記憶」(フォイル刊)

アトリエを3階に引っ越した。眺めのよい部屋になった。
ジャン・フィリップ・トゥーサンは帰国した。またすぐにヴェニスに行くとか。

先週水曜日に、NADIFFの前で偶然新津保さんに会った。
金曜日から始まった写真展、オープニングレセプションにうかがった。
出版された作品集「記憶」にあわせたもの。
言うまでもなく、美しい写真集、そして展示だった。

新津保さんとは意外にもずいぶん前からの知り合いで、ファンだった。
知り合ったのはまだ僕がスウェーデンとかに行ってた頃…だったような。
2001年にはパリのPurpleでの個展も見に行った。
ちょうど「Umiko」が出た頃だったかと…。
Helenaというアーティストの撮影もお願いした。モンマルトルで。
冬には不似合いの眩しい太陽が印象的な撮影だった。
オデオンで食事したときに話したパリに放浪していた時期の話も、
微妙に自分の放浪とかぶっていて印象的だったり。
特に「サンミシェル〜オデオンって安心しない?
初めてパリに来て安いホテルに滞在していた時期の記憶があるから…。」
という言葉には全面的に賛同してしまった。
いまの左岸好きなムードとは別の意味で、学生の頃は左岸好きだった。
パリ放浪で新津保さんはカメラを片手にだったんだけど、
僕の場合はいつもレコードと一緒だった。
(同じパリ放浪でもここは大きな岐路だったんだろうか?)

で、話を戻して新津保さんの写真の美しさ。
どうしてそんなに透き通った写真ばかり撮れるのか、
というのは誰でも思いつくであろう「心も透き通ってるから」という
ありきたりの答えこそが、本当のとこかもしれない。

実のところ「月刊 吉井怜」も「月刊 伊藤歩」もこっそり買うほどの新津保ファンながら、
どうしても「モーニング娘。」と「松浦亜弥」の写真集には手が出ないでいます。
(実際はこの前者2人を知らないから大丈夫で、後者2人はあまりに有名だから大丈夫じゃないのかもしれません。)

マーク・ボスウィックとユルゲン・テラーを絶大に好きで、ホンマタカシさんも好き。
そんな一方でデヴィッド・ハミルトンの写真集を収集し、
新津保建秀を好き、といっていることに信憑性があるかどうかは別として…。
(あ、エディ・スリマン、忘れているわけではありません、、、笑)

この世界の美しい場所だけを切り取れる才能を羨ましく思います。

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hélena "azul" (2001 Tricatel/L'APPAREIL-PHOTO bis)
photo: Kenshu Shintsubo
by cherchemidi | 2005-06-08 18:29 | photo
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par 梶野彰一
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