スチャダラパーの20周年記念の日比谷野音へ。 ファンや関係者には申し訳ないのだけど、まったくスチャダラの洗礼を受けないまま青春時代を過ごしてきた自分にとっては、唯一の接点はやはり小沢健二との「今夜はブギー・バック」だけであった。 小沢くん(あえての「くん」)がソロ復活ツアーを目前に、10数年ぶりに公衆の面前=ステージに登場して「ブギー・バッグ」を歌うというのを聞きつけて、こんな僕にはまったく僭越なんだけど、その一大イベントにおじゃまさせて頂いた。(ありがとうございました!) 15時30分から20時までほぼ4.5時間、続々登場する豪華ゲストを交えてのステージの最後の最後、もったいぶった末に本当に登場した小沢健二。 確かに「その頃の僕らといったら いつもそんな調子だった」し、「心のベスト10第一位はこんな曲だった」のかも知れない。 そんな10数年先を見越したような歌詞を少しうわずったような歌声で聴きながら、僕らに訪れたのは、なんといっていいのか、奇妙な懐かしさと気恥ずかしさに包まれるレイド・バックな瞬間であった。 相変わらず線の細い王子様は、変な色合いのアルディのハイカット・スニーカーを履いている。 こんな調子で復活の第一幕を飾った小沢健二、さて1ヶ月後の渋谷NHKホールは、どんな気構えで臨めばいいのだろう。
by cherchemidi
| 2010-05-10 00:53
| de la musique
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monologuephoto à la mode de la musique j'aime le cinema et cetera... Qui est vous, Shoichi Kajino?
140 caractères "maintenant"
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