adieu ROHMER
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エリック・ロメールを追悼して渋谷のユーロスペースで彼の長編全作品が一挙特集上映されているという。それを知ったのが先週の火曜日。すでに始まって4日目であった。
さっそくプログラムを見てもう一度スクリーンで観るとしたら何だろうか考えるも、お気に入りのひとつである「クレールの膝」はすでに終わっていた。

あとは「緑の光線」と「満月の夜」、そしてもちろんの「四季」シリーズ…あたりだろうか…いや、そもそも僕にロメールのどれが最良の作品かなど評論する余地もない。「もう一度」なんて言ってはみたものの告白すればヴィデオやDVDでさえも彼の全ての作品は観ていないんだから。

ヌーヴェルヴァーグの監督たちの中でも、個人的には「しゃべりすぎ」なロメールの映画はあまり得意ではなく、あの長い台詞を聞きながら、よくテレビやスクリーンの前で気持ちよくうとうとしてしまった記憶ばかりがある。衝撃的だったはずの「獅子座」さえ、もう何年も見直していないような気がする。

まあ、そんな僕だけどやっぱり「緑の光線」だけはスクリーンのフィルムでの上映で観たかった。
というのも、かつてレンタルのVHSで、ブラウン管テレヴィに映し出されたその映像では重要なラストシーンの「緑の光線」が見えなかったから記憶があるからである。
そんなわけで、忙しいはずの金曜の午後に観に行ってみた。

もはやネタバレとも言えないほど周知の通りだろうけど、この映画はラストシーンの「緑の光線」のための映画であって、そのための残りの90分、といっても過言ではないだろう。
もちろん大きなスクリーンにフィルムで投影されたその映像にははっきり「緑の光」が見えるのである。
あらためて素晴らしい作品だった。

土曜日は「海辺のポーリーヌ」を観た。
ロメールで「海」が舞台の映画は間違いない。

日曜日は仕事で観れそうにないのだけれど、勢いで「5回券」を買ったのでさて来週何を観ようかとプログラムと手帳を眺めている。

くわえて来週はフランス映画祭もはじまる。
たくさんの映画に触れられる一週間になりそうで楽しみだ。
by cherchemidi | 2010-03-14 00:50 | j'aime le cinema
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par 梶野彰一
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