église de pierre
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友人の結婚式で軽井沢へ。
午前中の式とあって、朝いちばんの「あさま」で向かう。駅に降りた瞬間、まだ晩夏のような東京から一転、空気はすっかり秋まっただ中、肺の中を冷たい山の空気に入れ替える。

軽井沢を訪れたのはもう何年ぶりになるだろうか。
テニスコートで息を切らした前回の滞在の記憶はもう遥か遠い。

その際の軽井沢滞在でもっとも衝撃を受けたのがこの内村鑑三の「石の教会」であった。
軽井沢の駅前で借りたレンタサイクルで、よくもあんな山の上まで上ったものだ。
(その際はさらに奥地の美術館でのサヴィニャック展も訪れたし、大きな池の淵にあるペイネ記念館まですべて自転車でまわったように覚えている)

そんなわけで、今回、友人たちからの結婚の知らせを受け取って、まず驚いたのは、その式の時間がめっぽう早いことではなく、会場に「軽井沢、石の教会」と書いてあったことだ。
この2人の出会いに関しては自分も少なからず関与しているし、2007年の7月14日、パリ祭の夜にも一緒に乾杯した仲である(その時はまだカップルではなかったと思うのだけど)。いや、さすが、その会場選択はうれしかった!

山の空気は朝がいちばんだし、朝の光の中、そびえるその有機的な石の建造物ははるかに荘厳である。一足先に着いて式が始まる前に、先回りで周辺散策と撮影…(本来、内部は式の最中も一切撮影禁止なんだそうだ)。式の直前、朝の強い光が差し込む大きなガラスの窓の先に、ひらひら舞いながら落ちてゆく葉が、演出じゃないかというくらいに美しかった。

例によって結婚式の写真は載せないけど、ボン・マリアージュ! 


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少し前に五島の「頭ヶ島教会」を訪れて初めて知ったのだけれど、日本で石造りの教会というのはまれだという。

さらにこの教会には「十字架」がない。「無の教会」なんだそうだ。
神への祈りに偶像はまったく不要という考えと、自然への感謝が基礎になった神道的宗教観とがストイックに結びついているんじゃないかと考えた。
祈りの場所としての教会を、内村鑑三がどうとらえていたか、というのは、興味のある方、別途読んでみてください。
by cherchemidi | 2009-10-09 16:28 | photo
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par 梶野彰一
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