la seine et mes amis
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| photo: sk |

パリに着いてすぐに向かったのはセーヌである。
夏の間、毎週水曜にセーヌに浮かぶ船でのパーティ「l'été d'amour」でCASSIUSがミックスするというので誘われた。着いたとたんにいつもの「パリのオヤジたち」に囲まれ、歓待される。
そういえば4月にはパリに着いてLe Baronをのぞいた時もそこにいた10人くらいのオヤジ友達に、皆で声をあげて名前を叫ぶほどの歓待を受けた。その夜は驚いたことにあのシンガーのクリストフもソファーで飲んでいたし、ジャスティスのギャスパーにも会え、SO-ME、ペドロが揃っているかと思えば、外でタバコを吸うためにたむろしている中にはグレゴリ・チェルキンスキーの姿まであった。ああ、パリ、いかに狭い世界だろう。後で知ったのだが、その夜Le Baronで歌を披露していたのはギャスパーのガールフレンドということだった。

さておき、セーヌ。一年でもっとも日が長いこの時期は長い長いアペロの時間をセーヌのボートの上で過ごすのが最高の贅沢である。(それでよくデイナーを食べ逃してもセパグラーヴ)ボートの西側のデッキは一応、関係者用とされるサロンになっていて、ダヴィッドの友人たち=僕の友人たちがグランパレの向こうに沈んでいく大きな太陽を見ながらハイネケンのボトルを空け続けている。
ほぼ全員30代後半のオヤジたちばかり。自分と同年代だから仕方ないのだが、主催のダヴィッド・ブロをはじめ、ステファン・マネル、マーク=テシエ・ドゥ・クロ、ジャン=マリー・デルベス、マティアス・デュブュロ、オリヴィエ・ミシェル、政治評論家のユーグ、約束の電話もなくても必ずどこかで会えるし、いつも一緒にいるのはいつもそんなメンバーだ。
アンドレの「君はパリの男としか一緒にいない」という言葉は、その48時間後に見事に証明されていたのである。

さて僕らはいつも何の話をしているのか…。
ちょうど僕が東京に帰った週末からマネルはローマに滞在していたという。その日は「フロランス(フィレンツェ)はどうだったのか?」という話に始まり、僕の思うところのパリとフロランス、あるいはパリジャンとイタリア男との違いに関する批評的分析で幕をあけた。イタリア男子はマッチョすぎるのに対し、パリジャンにはどこか「フェミニン」な人間的な湿り気があるところが、その素晴らしさだと再認し、再び君らを好きになったよ。というのが趣旨。それからあとは人間はフランスの勝ちだが、料理はイタリアか、いや、イタリアのパンは食えたもんじゃないよ、パンはフランスの勝ち…(以下、続く)
ああ、30後半のオヤジたちが、セーヌの上で何の話をしているのだろう。CASSIUSのDJが始まるまではずいぶん時間があるというのに…。

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| photo: sk |
by cherchemidi | 2009-06-26 22:16 | de la musique
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par 梶野彰一
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