à la pleine lune
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満月。
この夜、南青山で開かれていたのは映画の完成披露の試写会ならぬ、完成記念の晩餐会。
フードディレクターの野村友里さんの初の監督作品「eatrip」の完成を祝う晩餐会だ。
この「eatrip」は“食”の周辺を見つめるドキュメンタリー作品で、一見やわらかいながらも、ある種の力強く大きなクエスチョンを投げかけてくる作品だ。
僕は1月の関係者試写で一度観たきりだけれど、いくつかの言葉は今もずっと頭の中に残留している。
それ以降は、こんな僕でさえ“食”にコンシャスになったのも、恥ずかしながら事実である。それまでは“味”にしかコンシャスでなかったのだ。
そして、意外にも、と言っては失礼なのだが、全編フィルムを使って撮影された“絵”がきれいなのもこの映画に吸い込まれた大きな要因だ(最近のドキュメンタリーはデジタルカメラで作ったものが多いですよね)。

そんなわけで、最初は少し意外な組み合わせのように感じたが、この映画「eatrip」のデザイン周りをお手伝いさせてもらった。

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映画の中でも語られているのだけれど、「新月から満月にかけては、栄養分が根から天に向かって上っていくから、実を収穫するのには満月の日がよろしく、逆に、満月から新月にかけては、栄養が根の方におりてくるから、根菜類を収穫するのは新月がよろしい」のだそうだ(フムフム)。
昨晩、気も満ちる満月の夜に行われた晩餐会では、監督自らの手料理であたたかくもてなされた。また映画にも登場する築地の鰹節の老舗問屋、秋山商店さんはその場で削った鰹節を振る舞ってくれる。もちろんワインもビオ。いうまでもなくすべてが美味しかった。

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正直に言うと「ロハス」とか「エコ」とかいうナチュラル系のブームは、なんだか女性に占領されたテリトリーのように感じるし、逆に妙に商業的なにおいがしてとても苦手なのであるが、もっと根本の精神的な部分では共鳴するものがないわけではない。(ほら、なんていったってボスウィック氏のスピリチュアル手料理だって口にしているし、太陽礼拝のポーズくらいは知っているからね)

この映画、「eatrip」はちょっと先になるけれど、6月頭から恵比寿のガーデンシネマほかで公開とのことなので、フライヤーなどを見かけたら気にしてみて頂ければ幸いです。


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by cherchemidi | 2009-04-10 12:44 | j'aime le cinema
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par 梶野彰一
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